Vol2. 「ワンピース第1059話」感想・所見
前回の1058話の終わりがサボからの通信で終わったので、今回はサボについて描かれるかも!と予想していたんですけどね…
1059話のサブタイトルがまさかの・・・「コビー大佐の一件」
この展開は予想できなかったですが、楽しくなりそうです。
1059話は大きく分けるとこんな感じ。↓
- マルコの行方
- ワノ国での回想
- 女ヶ島での事件
1.マルコの行方
カイドウ討伐後、しばらく登場がなかったマルコですが、今回久々に登場。白ひげの故郷でもあるスフィンクスに無事帰還していました。しかも赤髪海賊団に送ってもらっていたとは。
引用:ワンピース1059話
マルコが勧誘されていますが、「もうコリゴリだよい!! 大海賊の子守りは!!」と笑いながら断ってます。その後にシャンクスが俺は手がかからないと否定しますが、ベックに否定されててめっちゃ笑えるww
このやりとりが個人的には好きで、シャンクスの人間性がロジャーにもルフィにも通じるところがありますよね。代々麦わら帽子を被る船長はこういう性格なんだろうか。船長なんだけど、どこか子供っぽいというか…。
ロジャーにはレイリー、シャンクスにはベックマン、ルフィにはゾロとNo.2の男たちはクールなのも通じている部分かも。
そして、時間は遡りワノ国での出来事に移ります。
2.ワノ国での回想
ルフィはちゃんとヤマトを自分の仲間に誘っていたことが分かりましたね。前から仲間になるのでは?と予想はされていましたが、最終的にはヤマトはワノ国に残ることを決めました。
「森男の件」=海軍大将の緑牛(アラマキ)が攻め込んできたときに誰かのスゴイ覇気で救われたことをヤマトは分かっていました。覇気の正体がシャンクスということには気づいていませんでしたが。
今後、海軍大将クラスの奴らがワノ国に攻め込んできたときのことも考えて、ヤマトはワノ国に残り、モモの助たちを守ることを決めたんだなと思いました。
船には乗れないけど、仲間ではいたいから仲間と呼んで欲しいと言ってます。全然立場は違うけど、ビビちゃんと似ている部分ですね。
ヤマトがワノ国に残る決断をしたことに対してルフィも分かっていた部分もある様子だったので、納得しています。ゾロが「しかしヤマト モモはプライド高ェぞ」とアドバイス送っているところもなんか好き。
引用:ワンピース1059話
マルコが「いい乗り合い船が近くに来てるんで」と言って一足先に帰るんですけど、あえて赤髪の船とは言わないところが良いですよねぇ~。
ルフィがマルコに対して頂上戦争のときに助けてくれたことのお礼を言っています。ルフィがちゃんとお礼が言えるようになってるもなんだか成長を感じる部分です。
最後にマルコが「お前の成長をエースも喜んでるだろうよい!!」と伝えていて、ルフィとエースの関係性をちゃんと覚えているんだんと思い、感動。
3.女ヶ島での事件
1059話の中心は女ヶ島での出来事がメインですね。
話しの舞台は女ヶ島(アマゾンリリー)に移ります。アマゾンリリーと言えばハンコックですよね!しっかりと再登場しています。
七武海制度が撤廃されたときに海軍がハンコックを拿捕に向かっていることは分かっていましたが、どうなっているのか気になるところで、ハンコックが頭に包帯を巻いていることから戦闘があったことが伺えます。
ここから数週間前に女ヶ島での出来事が描かれ、前から分かっていたように海軍が女ヶ島に攻め込んでいます。
引用:ワンピース1059話
ヤマカジ中将がいるじゃないですか。そして、新型パシフィスタ「セラフィム」が投入されていることも分かります。記録用カメラを起動してくださいということはまだ試験的な段階なのかも・・・
とりあえず、セラフィムの後ろ姿が描かれていて、黄猿のレーザは普通に出してますね。背中に翼、炎みたいなものが確認できます。この特徴は見覚えが。しかも子供の姿をしているんですよね。
海軍VS九蛇海賊団の戦闘が始まりますが、後方より誰かがやってきます。
「四皇」黒ひげ海賊団が登場しました。黒ひげが「ゼハハ迎えに来たぜ海賊女帝!」「お前の力 海軍にゃ渡さねェ!!」と言っていることから以前黒ひげが先に奪っちまおうと言ってたのはハンコックのことを指していたんですね。
これで、海軍VS九蛇海賊団VS黒ひげ海賊団の三つ巴となります。
引用:ワンピース1059話
コビーがハンコックに対し、「あなたの身柄一つで撤退を約束します」と提案しますが、ハンコックは「バカバカしい・・・誰の手にも入るものか」「わらわは誰にも従わぬ!!!」と断固拒否。相変わらずの女帝ぶり。お美しい。
黒ひげがセラフィムの姿を見て、「おい・・・・・嘘だろ白い髪・・・褐色の肌・・・・・!!」「黒い翼!?」と言っており、この特徴はルナーリア族の特徴なんですよね。黒ひげは歴史研究が趣味なので、ルナーリア族の外見的な特徴を知っていることもさすがですよね。
引用:ワンピース1059話
このセラフィムは刀を使っています。ミホークの「夜」に形が似ているなと思っていたら目までグルグルで、幼少期のミホークにそっくりです。胸にはPXの文字が。
黒ひげが「コイツでけェ・・・・!!」と言っているんですよね。外見的には子供に見えるんですが…
黒ひげも闇穴道(ブラックホール)で応戦し、ハンコックも虜の矢(スレイブアロー)で海兵を石化しています。ヘルメッポもそしてヤマカジ中将も中将レベルも石化するのか。そう考えるとモモンガ中将はなかなか優秀なんじゃないかと思ってしまう。
そして、ハンコックが次の技を出そうとした瞬間、黒ひげにつかまり能力が封じられてしまいます。
引用:ワンピース1059話
バスコ・ショット、カテリーナ・デボンも石化されており、四皇の幹部までも石化させてしまう最強の能力。しれっと懸賞金も発表されています。
元王下七武海 「海賊女帝」 ボア・ハンコック 懸賞金 16億5900万ベリー
四皇 「黒ひげ」 マーシャル・D・ティーチ 懸賞金 39億9600万ベリー
ハンコックについてはクロコダイルが19億なので、妥当な金額ではありますね。元七武海に恥じない懸賞金だと思います。
黒ひげについてはこの短期間(ワンピース時間軸)で17億も上がっています。一体何をしたらそんなに懸賞金が上がるのか謎です。
黒ひげはハンコックの能力が欲しかったようですが、理由が分からない。そんな貴重な悪魔の実なのだろうか。
「メロメロの実」についてもハンコックが殺されてしまうと石化された人は石のまま、次の能力者にも解除ができないことがハンコックから明かされています。
埒が明かない中、黒ひげが今度はコビーに話しかけます。どうやら「ロッキーポート事件」に黒ひげも絡んでいたようです。
黒ひげが「お前のお陰でおれァ王直を倒し!! 海賊島のボスになれた」と言っており、今まで謎が多かったロッキーポート事件の内容が少し明かされました。
ハンコックは大人しく帰るなら石化を解いてやると言いますが、黒ひげは疑い深い部分もあるので、手を離したらすぐに石化されると考え、ハンコックを殺そうとしますが…
そんなハンコックが窮地に立たされていた時に現れたのがレイリー。
引用:ワンピース1059話
覇王色の覇気をまといながらの登場。相変わらずのかっこよさ。
黒ひげに対し、「おい白ひげの見習い小僧!!大人げないが私はお前がキライでね」とまさかのここでお前のことキライ発言。
ハンコックに石化を解除すること、誰も余計な真似をせず島から出ることを伝えます。
レイリーの仲介によって、ハンコックは助かり、海軍も黒ひげも島から出ていくこととなりました。
そして、時間は現在へと戻ります。レイリーと一緒にシャッキーも来ていたようですが、シャッキーが先々代のアマゾンリリー皇帝、元九蛇海賊団船長だったということが分かります。地味にビックリ。
今回の騒動で海軍の新兵器セラフィムの力が脅威になる事が分かりました。政府は新兵器が七武海になり変われると考えたという所ですね。
今回は2体のセラフィムが投入され、2体ともかすり傷すらなかったとソニアが話しています。そして「不思議だった・・・!!1人は子供の頃の姉様にそっくりで・・・・・!!!」とも話しています。
どうやら2体のセラフィムは1対がミホーク、もう1体がハンコックの幼少期の姿をしていたということになりますね。ハンコック型の方は目が星になっているのも気になります。
1059話の最後は…
「ロッキーポート事件」の英雄 コビー大佐「四皇」黒ひげ海賊団により拉致!!!生死不明
最後の最後でまた謎が深まる展開に…1059話は今まで以上に内容が濃く、気になるポイントが多かった。
次回、1060話がどうなるのか。1060話の感想も記事にしていく予定です。